従来型のメールフォームからチャット型のメールフォームに切り替える企業が増えてきていますが、その主な理由は「お問い合わせ数が増えるから」というものです。
フォーム離脱を減らしお問い合わせ率が上がる=お問い合わせ数も増えるという流れになっているのですが、チャットフォームを導入して「煩わしい営業メールが格段に減りました」という声も聞かれます。
思わぬ副産物なのですが、それは一体どういうことなのでしょうか?
地味に頭を悩ます営業メール、迷惑メール
皆さんの会社には営業メールや迷惑メールは1日に何通来ますか?
2,3通くらいならばまだ許容範囲だと思いますが、1日に十数通来るという企業もたくさんあるのではないでしょうか。
迷惑メールなら最近はセキュリティソフトなど迷惑メールフォルダに自動で入れてもらえるなど、昔ほど煩わしさは無くなりましたが、お問い合わせフォームから来ている営業メールなどは、そのメールにいちいち目を通さないわけにはいきませんので、メールを開いて「ああ営業メールか……」と一日に何度も繰り返しているとうんざりしますよね。
ネット広告を出している場合、「まさか広告クリックして営業メールしてきたんじゃ……」と考えただけでもイライラしてしまう方もいると思います、地味に頭の痛い問題ですよね……。
チャットフォームなら営業メールが来なくなる!?
お問い合わせフォームから営業メールがくる原因の一つに「送ることが出来そうだから」という事が挙げられます。
従来型のメールフォームは質問項目が一挙にズラーっと出てきますよね、名前、メールアドレス、電話番号、質問内容……と。
質問内容の部分がフリー入力欄になっていたら、「ああ、ここに入力すれば営業メールを送ることが出来るな」と思い、営業メールとお問い合わせフォームから送信します。
チャットフォームの場合には一問一答方式になっています。
なので営業メールが送れるかどうかわからないんですよね、フリー入力欄が無くてそのまま選択式だけしかなかったとしたら……。営業メールを送る側も1件にそんなに時間をかけてられませんからね、送れるかどうかわからないチャットフォームからは営業メールを送るのを辞めようと考えてもおかしくありません。
実際弊社のお問い合わせフォームはチャットフォームにしましたが……
弊社のお問い合わせフォームも基本的には弊社で提供しているチャットフォームHospiiなのですが、結果を言うとこれが本当に面白いほど営業メールが来なくなりました。
皆無と言っていいほどで、営業メールに対するストレスから解放されたのは言うまでもありません。
まとめ
チャットフォームを導入する目的やきっかけは営業メール対策ではない場合がほとんどですけど、営業メールが来なくなるというのは地味にメリットとして大きいかなと思います。
営業メールを送る方には大変心苦しいですが、チャットフォームがもっと増えればそういったメールのトラブルも減るのかと思います。
お問い合わせ数は増えて営業メールが減る、先ほど地味と書きましたが地味じゃないですね……最高じゃないですか。
株式会社アイエムシー 大塚雅智