特にBtoBではウェブサイトの役割をリード(見込み客)の獲得に置いているところがほとんどだと思います。
お問い合わせや資料請求、商談の申し込みなどを目的として、メールフォームでもそのような誘導になっているのだと思いますが、実はリードの獲得にチャットフォームが非常に相性が良いのです。
それは一体どういうことなのでしょうか?
お問い合わせから商談へステップアップする可能性が高まる
リードの獲得目的のメールフォームの場合、その後の商談につなげる事も目的になります。
その商談の際にユーザーの悩みや問題、課題となっている点を把握していたら、その解決策を的確に提示できるので商談もスムーズに運びますよね。
チャットフォームであればユーザーが抱えている問題点や課題を事前にチャット型の会話の中で聞いておくことが出来ます。
「お客様はどのような課題を抱えてらっしゃいますか?」との質問に、自社のリソースで解決できる課題をいくつか並べて聞くだけでユーザーの課題を把握することが出来ます。
従来型のメールフォームでも同じことが出来るではないかとお思いかもしれませんが、チャットフォームが有効なのはその先。
ユーザーが選んだ課題に対して「それであれば弊社の○○というソリューションで解決できますよ」と、解決への希望を持たせることが出来るのです。
お問い合わせをして商談をしてみたけれどもなんだか的外れだったな、なんてことは誰しもあると思います。
なのでお問い合わせをするユーザーは、なるべくそうならないようにウェブサイト内を回遊し、調べてお問い合わせをしてくるのですが、そのお問い合わせフォームで「ああ、ここならひとまず間違いはなさそうだ」と思ってもらえたら商談へステップアップする可能性もかなり広がりますよね。
丁寧な対応で他社よりも一歩リードできる
またチャットフォームは1対1の会話型のメールフォームです。
お名前や会社名をお聞きし、聞いたらそれを反復するなど電話で対応をするかのような会話がチャットフォーム内で可能となり、それをすることで丁寧さも伝わりますよね。
他にも選択肢の質問を答えてもらったら、「お選びいただきありがとうございます。」、フリー入力欄を入力してもらったら「ご入力いただきありがとうございます。」と、普段の接客の際に取るコミュニケーションをチャットフォーム内で取ることが出来ます。
BtoBの場合、競合他社も含めて数社の話を聞いて導入をするかどうか決めるというケースがほとんどです。
そのため他の会社にも同様にお問い合わせをおこないますが、お問い合わせをする段階でこのような丁寧な対応をしてもらえたら、ユーザーとしては悪い気はしません。
「ここはお問い合わせフォームがチャットフォームの会社だったな」と商談の際に覚えておいてもらえたら、それだけで競合他社よりも一歩リードしていることになります。
実際の営業マンをアイコンにするのも良いかも?
商談が前提となっている場合、実際に商談に登場をする営業マンをチャットフォームのアイコンにすることも可能です。
「私、営業担当の大塚と申します。商談の際は私が伺いいたします。」など自己紹介をしていたら、商談の場が初対面ではなくなりますよね。
商談において初対面で商談をおこなうのか、それとも2回目の対面で商談をおこなうか、どちらが有利なのかは想像がつくと思います。
もちろん実際にはチャットフォームのアイコンとして登場しただけで初対面なのには変わりはないですが、顔を知っていて人となりもなんとなくチャットフォームで伝える事が出来ていたとしたら、初対面のハードルが下がり限りなく2回目の対面に近い状態を生み出せるのではないでしょうか。
まとめ
リードの獲得は、そのお問い合わせだけで会社の利益につながるわけではないので1件のお問い合わせに対する評価が非常に難しい部分がありますが、チャットフォーム経由のお問い合わせと従来型のメールフォーム経由でのお問い合わせの内容や商談の成否などを比較してもらえれば、そのチャットフォームの効果はハッキリすると思います。
弊社のチャットフォームHospiiでは、一つ一つその会社の目的に合わせたシナリオの作成やチャットデザインの提案、使い方の提案もさせていただいていますので、こういうお客様に来てもらいたい、こういうお問い合わせが欲しいなど弊社のスタッフにお話しいただければ最適な活用法をご提案しますので、ぜひご相談ください。
株式会社アイエムシー 大塚雅智