よくタイトルにあるようなことを聞かれることがあります。

チャットフォームであるHospiiは、あらかじめ設定をしてある想定の会話（シナリオ）を作成して、そのシナリオのとおりに会話が進むのでチャットボットと変わりないように感じてしまいますが、一般的に使われているチャットボットとは使用意義や用途が全く違います。

チャットボットはお問い合わせをしてほしくない時に使うもの

一般的なチャットボットは、Q&Aのような使い方をすることが多いですよね、「お困りごとはありますか？」とか「今日はどのような用件ですか？」など。

それで選択肢を選んでいったり、フリー入力していったりして、その疑問を解消してくれます。

またボットでは対応できない時には、担当者につないでもらうという事も出来ますが、それっていわば最終手段のような感じになっていて、その前の段階で終了できるなら終了をさせたいという意図をチャットボットを設置している企業からも感じ取れます。

それはなぜか、チャットボットはあくまでも人的な労力やリソースを使わずに、その代わりをボットに置き換えているだけのツールだからです。

以前であれば、メールフォームからのお問い合わせや電話でのお問い合わせ、コールセンターなんかを使って対応をしていたものをチャットボットに置き換えて、極力お問い合わせをしてもらわずに解決をしてもらうために使われているからなんです。

Hospiiはお問い合わせをしてもらうためのもの

そういう意味からすると、弊社のチャットフォームHospiiは全くの逆という事になります。

シナリオを設定してお客様がフォームを開いたら自動で対応が始まる、というところまでは一般的なチャットボットと同じですが、Hospiiは基本的にお問い合わせをしてもらうために使用します。

ただ質問事項と回答入力欄が並ぶだけの味気ない従来型のメールフォームではなく、「この度はご来訪いただきありがとうございます。」、「お名前をお聞きしてもよろしいでしょうか？」という具合に、味気ないものから温かみのある会話型にすることで、メールフォームでの離脱を抑えてお問い合わせやお申し込みをいただくことを目的としています。

もちろん例外はあると思いますけど、基本的にはチャットボットは極力お問い合わせをさせないため、チャットフォームHospiiはお問い合わせ数を増やすため、という使用意義の違いがあります。

どっちが導入しやすいの？

使用意義や用途が違うので、チャットボットとチャットフォームHospiiを同じ土俵に並べて検討することもないかもしれませんが、あえてどちらが導入しやすいのかと言ったらチャットフォームHospiiでしょう。

チャットボットを導入するときには、まずQ&Aのような想定問答集を作成しなくてはいけません。

どのようなことにお悩みを感じているのか、どういうクレームが想定されるのかなどとにかく洗い出して、それらに対する答えも用意しておかなければいけません。

この作業、実は想像を絶する大変さで、このQ&Aを作るだけで数週間から場合によっては数か月かかることもありますので、それだけ導入が遅れるという事にもなります。

一方チャットフォームHospiiは立ち位置としてはメールフォームなので、企業側が聞きたいことを用意するだけで導入が可能。

なんだったら今使っているメールフォームの項目だけでもよいので、新たに何かを考える必要もなし。

シナリオも弊社のスタッフがまずは雛型を用意するので、問題なければそのまま使ってもらっても構いませんし、カスタマイズして本番環境で設置するだけ、早ければ1，2営業日でスタートすることが可能です。

まとめ

チャットボットとチャットフォームHospii、名前も似ていますし機能面でやデザイン面でも似ていることはたしかで、一般的には混同されたり勘違いされたりするのは仕方ないのかなとも思います。

ただ先ほども書きましたが、大まかに言うとチャットボットはお問い合わせをしてもらわないため、チャットフォームHospiiはお問い合わせをしてもらうためと使用の用途や目的は全く逆です。

お問い合わせが欲しい、お問い合わせを増やしたい、そういったことが要望であるならば、ぜひ一度チャットフォームHospiiをご検討いただけたらと思います。

株式会社アイエムシー　大塚雅智