業種・業態や用途、質問数などによってメールフォームの離脱率は大きく変わりますが、それらを平均するとメールフォームの途中離脱は75%前後だと言われています。
4人に3人が離脱してしまっているというのは非常にもったいないような気もしますが、ここはそれだけ伸びしろがあるとも考えられますよね。
現在設置している従来型のメールフォームから、入力項目や質問事項はそのままにチャットフォームへ切り替えるだけでフォーム離脱率が改善される(コンバージョン率が上がる)のは、様々な業種で実証済みなので、まだチャットフォームを導入されていない方は早急にチャットフォームの導入を検討する事をおすすめしています。
そこからさらにチャットフォームをより有効活用してフォーム離脱率を下げるにはどのようにしたらよいのでしょうか?
選択肢を用いて離脱率を下げる
弊社で提供しているチャットフォームHospiiのフリー入力ではなく選択肢の部分だけにスポットを当てるなら、その部分の離脱率は「10.68%」。
メールフォームの途中離脱が75%だと考えると、選択肢部分に限って10%という事は、選択肢の使い方が離脱を下げるポイントになっているとも言えます。
フリー入力を全く使わないという感じには出来ないかもしれないですが、選択肢に出来る部分は選択肢に置き換えていく事で確実に離脱率を下げることが出来ますよね。
質問の意図を説明して離脱を防ぐ
フリー入力……例えば名前とか電話番号、メールアドレスなんかは現実的には選択肢には出来ないですよね。
でもフリー入力で離脱されてしまったら意味ないじゃないかと思うかもしれませんが、このフリー入力でも離脱をさせない秘策があるんです。
それはきちんと質問の意図を説明するという事。
名前を聞くのに理由なんて必要ないかもしれませんが「なんてお呼びすればいいですか?」という聞き方で「○○さんですね」と返答すれば親近感もわきますし。
電話番号も「あとからお申し込み内容の確認でお電話しますので」とか、メールアドレスも「確認でメールをお送りしますので」と、それぞれにその情報の使い道を説明すればフリー入力であっても離脱せずに入力してもらえるはずです。
何か質問とか意見とかをいただく場合にも「今後の製品の改善に役立てますのでご意見やご感想があれば頂戴します」なんて言えば、ああそういうことなら……となりますよね。
従来型のメールフォームには、その質問意図や用途が明確でないため、入力する側のユーザーは不安に思ってしまいます。
その不安はきちんと説明する事で払拭されていきますので、結果としてフォーム離脱を減らすことが出来るようになります。
入力しづらい質問は順番をあとのほうにする
弊社のチャットフォームHospiiはフォーム内のボトルネック(離脱箇所)がどこにあるのか、毎月レポートとして出していますので「この質問で離脱が多いなぁ」という箇所は一目瞭然。
聞き方や問いかけを変えてみたり、もっと簡略化してみたりと試行錯誤しても変わらない場合、どうすれば良いか……、そんな時は順番をあとのほうにしてみるという施策をおこないます。
やはり今まで数々の質問に応えてきたユーザーは「ここまで入力したのだから」ここで辞めてしまうのもな……という心理が働きます。
ここまで来たら最後まで……という気持ちにプラスして丁寧な質問の仕方だったり、前述の質問の説明をしてあげたりすると、自ずと完走率は高まります。
まとめ
メールフォームの離脱率改善はコンバージョン率アップに直結する改善施策です。
まだチャットフォームを導入していない方は、まず従来型のメールフォームからチャットフォームへの変更でフォーム離脱の改善が図れるかと思います。
さらに弊社のチャットフォームHospiiならば、よりコンバージョン率を上げるための上記のような施策を専任の担当者が一緒になって考え、実行してくれます。
フォーム離脱をなんとかしたい!とお考えの方は、まず一度ご相談下さい。
株式会社アイエムシー 大塚雅智