一対一でコミュニケーションを取りながら入力を進めることが出来るチャットフォーム。

本来メールフォームとはユーザーへ問いかけた設問に対して答えてもらうためのものなので、質問と入力ボックスや選択肢だけ羅列しておけばよい、そのように考えることも出来ますが、チャットフォームは質問と入力の合間にコミュニケーションを取ることで、フォーム入力の完走率を高めていくことが出来ます。

それってつまりどういうことなのでしょうか？

その質問をする意図を説明することが出来る

「資料請求するだけなのに、なんで部署名も必須で答えなければいけないんだ？」なんて思ったことは誰にでもあると思います。

もちろん必要のないことは聞かないに越したことはないのですが、業務の都合上聞かなければいけないことってありますよね、でも先述のように「なぜ答えなければいけないのか」と思われてしまう恐れもあります。

この問題を解決するためには、きちんと「こういう意図でこの質問をしていますよ」と伝えることが非常に大切です。

例えば部署名も入力してもらいたいとき「管理の都合上、部署名もお聞きしています」と説明したら「ああ、そういう事か」と思ってもらえるかもしれません。

相手も人間ですからね、ただ単に情報を取られるだけと思われるのではなく、相応の理由があるならば納得して入力してもらえるはずです。

従来型のメールフォームだと一つ一つの質問に対して意図を説明するってなかなか難しいですが、チャットフォームならばそれが可能になります。

一対一の会話型なので、「こちらから改めて正式な日程をお知らせしますのでお電話番号を頂戴出来ますか？」とか「正確な見積もりをお出しするため、わかりましたら品番をお知らせください」という感じで、ただ質問を投げかけるのではなく理由+質問と組み合わせることで納得して入力していただけますし、丁寧な印象も与えます。

納得してもらえるからこそ、フォーム離脱も減らすことが出来ます。

伝えきれていない魅力や注意事項を伝えることが出来る

商品やサービスを強調するLPを作ったところでユーザーは2割も見ない、読まないなんて言われています。

すごく良いことが書かれていてもユーザーは見ていない可能性が高いですし、申込時の注意点などが書かれていても同様に読まれていない可能性があります。

本来の良さや魅力が伝わりきらないままお問い合わせになるよりも、魅力を十分に理解した上でのお問い合わせのほうが成約率が高まるのは明白です。

従来型のメールフォームだと、もうメールフォーム部分まで来てしまったらそこから魅力を伝えるとか注意事項を伝えるなどは難しくなりますが、チャットフォームであればコミュニケーションを取りながらになるので、それが可能となります。

「どちらのサービス（商品）についてお聞きになりたいですか？」と選択肢を示したうえでユーザーがその中から一つ選択したときに「こちらのサービスは一番人気のあるサービスです」などとPRすることが可能です。

またお申し込み時の注意事項についても、こういう方はお申し込みできません、というように会話の中で伝えていくことが出来ます。

LPの内容もじっくりと読まないならチャットフォーム内でも読まないのではないか？と思われるかもしれませんが、LPのコンテンツの一部とチャットフォーム内の会話では視認率が全然違います。

チャットフォームは起動されるとブラウザに大きくチャットが始まります。

ユーザーは入力をしようと考えているので、その質問を理解しようとしますので、きちんと読みますよね。

フォーム入力時に、今まで気が付かなかった魅力に気が付くとさらに気になるサービスとなりますし、注意事項も入れることが出来るので的外れなお問い合わせも極力なくしていくことが出来ます。

まとめ

メールフォームでコミュニケーションなんて必要ないと考えている方は、こちらの記事を読んでいただき少しは考えが変わったのではないかと思います。

コミュニケーションを取ることが、結果としてフォーム離脱率を下げてCVRを改善していく秘訣となります。

弊社のチャットフォームHospiiは上記のような丁寧なシナリオも作ることが出来るスタッフが揃っています。

メールフォームの離脱率にお悩みの方や、お問い合わせ内容にあれ？と思っている方は一度ご相談いただけたら幸いです。

株式会社アイエムシー　大塚雅智