いまやWebアクセスの大半はスマートフォンから。なのに、フォームが“PC用のまま”になっていませんか?
今回は、ユーザーの入力体験を大きく左右する「モバイルファーストなフォーム設計」について、具体的な改善ポイントを解説します。
なぜ今「モバイルファースト」が重要なのか?
モバイルファーストとは、最初からスマホでの見え方・使いやすさを前提に設計する考え方です。
現在、多くのサイトでアクセスの6〜7割がスマホからになっています。にもかかわらず、PCで操作する前提のフォーム設計のままでは、ユーザーが離脱してしまうのも当然です。
フォーム改善(EFO:Entry Form Optimization〈エントリーフォーム最適化〉)を成功させるには、まずスマホ目線で考えることが必要不可欠です。
モバイルファーストなフォームの設計ポイント
スマホ対応のフォームといっても、単にレスポンシブで見た目が崩れないだけでは不十分です。本当に成果につながるフォームには、以下のようなポイントが設計されています。
① タップしやすいボタン・入力欄
→ フォーム内のボタンやテキスト入力エリアは、指で押しやすいサイズに設定。余白も十分にとってストレスを減らします。
② 項目を一気に見せすぎない
→ 1画面に情報が詰まりすぎていると、スマホでは「読む気を失う」ことも。視線の流れに合わせて情報を分ける設計が必要です。
③ 入力のしやすさを考えたUI設計
→ 電話番号にはテンキー、日付にはカレンダー入力など、用途に応じたキーボード設定でストレスを軽減します。
④ スクロールによる迷子を防ぐ
→ 入力中に画面がジャンプする、戻るとどこにいたか分からなくなる…そんな「操作迷子」はモバイル特有の課題です。ユーザーの現在地がわかるUIが有効です。
⑤ フォームの終了地点が見える設計
→ スマホではゴールが見えにくいため、「あと●問で完了」などのガイド表示があると、離脱を防ぐことができます。
よくある質問:スマホ最適化って難しい?
スマホ向けのフォーム改善について、初心者の方からよく寄せられる質問をまとめました。
Q1:レスポンシブ対応していれば大丈夫では?
A1:見た目が崩れないことと、使いやすいことは別です。体験としての快適さを追求する必要があります。
Q2:自社にUIの知識がないと難しいのでは?
A2:一般的なフォーム改善は難易度が高いですが、Hospiiなら設計から導入までお任せ可能です。
Q3:スマホ最適化ってどこまでやるべき?
A3:最低限、タップしやすさ・見やすさ・エラーのわかりやすさは実装しましょう。これだけでも離脱は大幅に減ります。
Hospiiなら、モバイルファーストが“標準装備”
Hospiiは、1問ずつチャット形式で進行する、モバイル前提のフォーム設計がなされたサービスです。スマホユーザーでも迷わず、疲れず、自然に送信できるように、以下のような工夫がされています。
- スマホ画面でもストレスなく読める1問表示形式
- タップしやすい大きさで作られた選択肢や送信ボタン
- 選択肢中心でフリック入力を最小限に
- 分岐機能で、ユーザーごとに必要な設問だけを表示
- 入力後の流れもガイドされており安心感がある
そして、Hospiiはノーコードツールではありません。お客様の業種や目的に合わせたシナリオを、弊社が設計し導入までサポートいたします。手間なくスマホ対応が実現できます。
フォームの「使いやすさ」が成果を分ける時代
スマホでの使いやすさを軽視しているフォームは、それだけでユーザーに嫌われます。逆に、ちょっとした気配りや操作のしやすさが、「送信してみよう」という気持ちを後押しします。
コンバージョン率(CVR:Conversion Rate〈コンバージョン・レート〉)の向上に直結するのは、デザインよりも体験。モバイルファーストな設計こそ、今の時代に成果を出すフォームの基本です。
まとめ:モバイルファーストは成果への近道
スマホユーザーの心をつかむには、「使いやすさ」「迷わなさ」「ストレスのなさ」がカギです。
Hospiiなら、そのすべてを実現するモバイルファーストなフォーム改善が可能です。
御社専用のサンプルも作成可能ですので、お気軽にお問い合わせください!
また、お困りの際はWeb広告の運用代行も可能です。フォームと集客の両面から成果を最大化します。