「これだけ情報があれば助かるはず」──そう思って、つい質問を増やしていませんか?
しかし、フォームの質問が多すぎると、ユーザーは入力すらせずに去っていきます。
今回は“質問数”がもたらす心理的ハードルと、改善の考え方を詳しく解説します。
ユーザーが入力を始める前に諦める理由
フォームを開いた瞬間、「多すぎる…」と感じて離脱されるケースは非常に多いです。
特にBtoBや専門サービスの場合、必要な情報を最初に全て聞こうとするあまり、10項目以上あるフォームを見かけます。
しかし、ユーザー側の心理としては、
- 「なんでこんなに情報が必要なの?」
- 「あと何項目あるか分からない…」
- 「これ営業電話くるやつかも…」
といった不安や面倒さが先に立ち、入力を始める前に離脱してしまうことが少なくありません。
質問数が多いと、なぜ離脱が増えるのか?
項目数の多さが離脱を引き起こす理由は、主に以下のような心理的負担です。
1)ゴールが見えない
→ スクロールしてもまだ続く。どこまで入力すればいいのか分からない状態はストレスです。
2)「企業側の都合」に感じられる
→ あれもこれも聞かれると、「これって、こっちのこと考えてないな…」と温度感が下がります。
3)情報の使われ方が見えない
→ 「住所まで必要なの?」「会社名って今の段階で必要?」と、目的が不明な質問は不信感に繋がります。
結果として、「また今度にしよう」「他の会社にしよう」と思われてしまいます。
よくある質問:どこまで減らせばいいの?
フォームの項目数に関する疑問にお答えします。EFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)の初心者にも分かりやすく解説します。
Q1:最低限、どこまでの情報は聞いていいですか?
A1:「名前・メールアドレス・問い合わせ内容」の3項目があれば基本的に対応可能です。詳細は後からでも聞けます。
Q2:自動返信メールのために情報が必要なんですが?
A2:その場合でも、初回の接点では最小限にして、確認後に情報を補っていく設計が望ましいです。
Q3:営業が後から困るんじゃないですか?
A3:むしろ最初の接点で離脱されるほうが機会損失です。「少なく送って、後で聞く」流れのほうが全体の成果が上がる傾向にあります。
Hospiiなら、最小限の質問から始められる
Hospiiは、1問ずつやり取りするチャット型のフォームです。質問数を一気に見せず、自然な会話で必要な情報を引き出すことが可能です。
さらに、
- 選択式でスムーズに回答できる
- 質問の順番や文言は自由に設計できる
- 質問の途中で離脱しないよう、分岐やフォローも設計可能
そして、Hospiiはノーコードツールではなく、導入時のシナリオ作成や設定はすべて弊社が対応します。
お客様に手間をかけさせることはありません。
質問は“必要なだけ”に。量より順番と設計が大事
たくさんの情報を集めたい気持ちは分かりますが、それが成果を遠ざけてしまうこともあるのです。
本当に必要な情報は、後からでも十分取得できます。最初の接点は“入り口”に過ぎません。
重要なのは、「このフォームなら、安心して送れる」と思ってもらえること。
質問の量ではなく、順番や見せ方こそが成約率(CVR:Conversion Rate〈コンバージョン・レート〉)を左右します。
まとめ:質問を減らすことで、成果は増える
「もっと情報がほしい」と思ったら、“送信完了の後”に聞く設計にするのがベストです。
まずは入力してもらうこと。その一歩を軽くするために、Hospiiがお役に立てます。御社専用のサンプルも作成可能ですので、お気軽にお問い合わせください!
また、お困りの際はWeb広告の運用代行も可能です。フォーム改善と集客支援、どちらもご相談いただけます。