フォームがスマホで使いにくい。それだけで、ユーザーはすぐ離れてしまいます。
特にスマホ経由のアクセスが多い今、スマホ視点での設計ミスは致命的です。
今回は、スマホで離脱されるフォームに共通するミスと、その改善方法をご紹介します。
「スマホでの操作性」が最優先される時代
今やWebサイトへのアクセスの半数以上がスマホから。
フォームも当然ながら、スマホ前提で設計されるべき時代です。
ところが、実際のフォームを見ると、PC向けに作られたままの構成が少なくありません。この「PC目線のまま」のフォームこそ、スマホでの離脱を引き起こす要因になっています。
フォーム改善(EFO:Entry Form Optimization〈エントリーフォーム最適化〉)の第一歩は、スマホでのストレスを見逃さないことです。
スマホで離脱されるフォームに共通する5つのミス
スマホでの入力体験を妨げる典型的なミスは以下のとおりです。
① 入力欄が小さい・タップしづらい
→ 指で操作するスマホでは、余白やボタンの大きさが重要です。狭すぎると誤タップや入力ミスを誘発します。
② フォームが1画面に収まらない
→ フォーム全体が縦に長すぎると、「終わりが見えない」印象で離脱しやすくなります。
③ フリック入力しづらい
→ 住所や電話番号などの入力で、適切なキーボードが出ないのは典型的なストレス要因です。(例:数字入力なのに英字キーボード)
④ 入力中に画面が動く・ズレる
→ フォーカスした瞬間に画面がジャンプする、入力欄が隠れるなどの挙動はユーザーの集中を奪います。
⑤ バリデーションエラーが分かりづらい
→ スマホでは画面全体を見渡せないため、エラー表示が目立たないと「どこが悪いか分からない」まま離脱してしまいます。
よくある質問:スマホ対応って何をすればいい?
フォーム改善を進めたい初心者の方からよくいただく質問にお答えします。
Q1:レスポンシブ対応していれば大丈夫ですか?
A1:レスポンシブ(画面幅の調整)は最低限で、入力しやすさや文言設計も含めてスマホ最適化する必要があります。
Q2:スマホ専用フォームを別で作るべき?
A2:HTMLで2つ管理するのは非効率。1つのフォームをスマホフレンドリーに設計するのが理想です。
Q3:スマホの入力率ってそんなに変わるんですか?
A3:変わります。スマホ対応のフォームに変えただけで、CV率が1.5〜2倍になった事例もあるほどです。
Hospiiならスマホ対応も“設計済み”
Hospiiは、チャット形式で1問ずつ対話するように進むフォームです。だからこそ、スマホの小さな画面でも見やすく、入力しやすく、迷わず進めることが可能です。
さらにHospiiは、ノーコードツールではなく弊社が設問設計や構成をすべて行うため、「スマホ対応の知識がない」「何を直せばいいか分からない」という企業様でも導入負担ゼロで改善できます。
・スマホ用に質問数や順番を整理
・タップしやすいボタンサイズ設計
・選択肢形式で入力の負担を軽減
・分岐式でスマートなナビゲーション
こうしたすべてを、シナリオ設計込みでご提案いたします。
スマホ対応は“見た目”より“体験”が大事
スマホで成果を出すフォームに必要なのは、「きれいな見た目」ではなく、迷いなく進める体験設計です。
- タップしやすいか?
- 次に何をするのか分かるか?
- 入力が簡単か?
- 戻って修正できるか?
このような「ユーザー体験」を丁寧に設計することで、スマホでも高いCVR(Conversion Rate〈コンバージョン・レート〉)が実現できます。
まとめ:スマホで成果を出すなら、体験設計から見直そう
スマホでの入力は、ちょっとした不便が離脱につながります。見た目を整えるだけでなく、どんな体験になるか?までを意識することがフォーム改善の鍵です。
Hospiiなら、スマホユーザーにもやさしいチャット型フォームを、御社専用に設計・導入いたします。
御社専用のサンプルも作成可能ですので、お気軽にお問い合わせください!また、お困りの際はWeb広告の運用代行も可能です。フォーム改善と集客の両面から成果をサポートします。