Webサイトのコンバージョン（CV）獲得において、エントリーフォーム（入力フォーム）はしばしばボトルネックとなり、多くの潜在顧客を逃している可能性があります。ユーザーがせっかく興味を持ってフォームに辿り着いたにもかかわらず、途中で入力をやめてしまう「フォーム離脱」は、Webマーケティングにおける大きな課題です。

本記事では、このフォーム離脱率を最速で改善し、コンバージョンを最大化するためのEFO（エントリーフォーム最適化）の次世代アプローチについて解説します。

従来のメールフォームが抱える問題

従来のメールフォームは、質問事項が羅列されており、利用者は「なんだか味気ない」と感じるかもしれません。この味気なさや入力の煩雑さが、離脱を招く大きな原因です。

EFOの観点から見ると、フォームの質問数が10個を超えると要注意であり、離脱率が上がるラインが存在します。また、フォーム改善の盲点として、「ボタンのサイズ」のような視覚的な要素の見直しも重要です。ユーザーに**安心感を与える「やさしいフォーム」**の設計を追求しなければ、CVの機会を逃してしまいます。

EFOの切り札：チャット型メールフォーム「Hospii」とは

この問題を解決するために登場したのが、チャット型メールフォーム「Hospii」です。

Hospiiは、従来のフォームとは異なり、ユーザーと対話をしながら「お問い合わせ」ができる次世代型メールフォームです。この「対話」こそが、離脱率削減の鍵となります。

1. 「実際の接客」を再現する対話力

Hospiiの最大の特徴は、実際に接客をしているかのようなチャット形式で、ユーザーに寄り添って対話をしていく点にあります。この対話形式によって、ユーザーは孤立感なく入力を進めることができるため、離脱率が減ります。

また、Hospiiは丁寧な質問の仕方を採用しており、自然なやりとりでお問い合わせ入力が完了します。結果として、お問い合わせ数が増加します。

2. コンバージョンを最大化する「シナリオ力」とおもてなし

Hospiiは、単なるチャットツールではありません。Webマーケティングの知見に基づいた「シナリオ力」と「おもてなし」を組み合わせることで、フォーム離脱率の削減とコンバージョン数の最大化を目指します。

Hospiiが導き出した離脱率削減の要素は、以下の3つの組み合わせです。

フォームの離脱率削減=「御社らしさ」×「弊社のシナリオ力」+「おもてなし」

Hospiiのシナリオは自由に設定することが可能であり、女性専用フィットネスジムの体験受付、リクルートサイトの採用応募フォーム、無料説明会の申込フォームなど、様々な場面で利用実績があります。

さらに、コンバージョンを最大化するために、HospiiにはA/Bテスト機能が搭載されています。広告やデザインと同様に、複数の「おもてなしシナリオ」を用意し、よりユーザーが満足している（問い合わせ効果の高い）シナリオを作成することが可能です。このA/Bテスト機能は2021年8月15日に実装されています。

これらの「シナリオ力」と「A/Bテスト機能」が機能しあうことで、コンバージョン数の最大化を目指せます。

成功を支える3つの相乗効果

HospiiのEFOが効果を発揮する背景には、提供元がWebマーケティング会社であるからこそ実現できた**「3つの相乗効果」**があります。

1. サービスとの親和性: クライアントとしっかり打ち合わせを行い、サービスに違和感を与えず、企業の人柄を活かせる点。

2. マーケティングノウハウ: 100社以上の広告運用をしてきたマーケティングのノウハウを活用している点。

3. おもてなしのポイント: 老舗をテーマにしたメディア運用を通じて気づいた「おもてなし・愛され方」のポイントを導入している点。

これらの強みを基盤とし、HospiiはEFO（エントリーフォーム最適化）を実現し、離脱率を下げてお問い合わせを増やすことを可能にします。

まとめ

EFOは、単にフォームの入力項目を減らすことだけを意味しません。Hospiiのようなチャット型メールフォームを導入し、「実際の接客」を再現することで、味気なかったフォームがユーザーに寄り添う「対話」の場へと変わり、結果として離脱率が劇的に改善され、お問い合わせ数が増加するのです。

EFOによるコンバージョン最大化は、優秀な販売員をオンラインに配置するようなものです。従来のフォームがただのアンケート用紙だとすれば、Hospiiは、顧客に親切に語りかけ、最適な導線で必要な情報を引き出す熟練のプロフェッショナルとして機能します。