Webサイトからのお問い合わせや資料請求を増やすために欠かせないのが、EFO（エントリーフォーム最適化）です。 近年、従来の入力フォームに代わり「チャット型メールフォーム」を導入する企業が増えています。 本記事では、EFOの観点から見たチャット型フォームのメリットについて詳しく解説します。
EFO（エントリーフォーム最適化）とは
EFOとは、ユーザーがフォーム入力の途中で離脱してしまうことを防ぎ、完了率（コンバージョン率）を高めるための改善施策のことです。 入力項目が多い、何を書けばいいかわからない、エラーが分かりにくいといった理由で、 多くのユーザーはフォーム送信前に離脱してしまいます。 この「もったいない離脱」を減らすことがEFOの大きな目的です。
従来型フォームが抱える課題
一般的なメールフォームは、名前・メールアドレス・電話番号・お問い合わせ内容など、 複数の項目が一度に表示されるケースがほとんどです。 ユーザーは画面を見た瞬間に「入力が大変そう」「時間がかかりそう」という心理的負担を感じてしまいます。 また、必須項目の多さやエラー表示の分かりにくさが、さらなる離脱を招く原因になります。
チャット型メールフォームとは
チャット型メールフォームは、LINEやメッセンジャーのようなUIで、 質問に一つずつ答えていく形式の入力フォームです。 一度に表示される情報量が少なく、会話をしている感覚で入力を進められるのが特徴です。 この設計が、EFOと非常に相性が良いと言われています。
EFOの観点から見たチャット型フォームのメリット
1. 心理的ハードルを大幅に下げられる
「まずは1問だけ答えればいい」という状態を作れるため、ユーザーの心理的負担が軽減されます。 最初の一歩を踏み出しやすくなることで、入力開始率が向上します。
2. 入力途中の離脱を防ぎやすい
質問が一つずつ進むため、「ここまで入力したのだから最後まで答えよう」という心理が働きやすくなります。 進捗が視覚的に分かる設計にすることで、完了率の向上が期待できます。
3. エラーや入力ミスをその場で解消できる
メールアドレスの形式間違いや未入力などを、その場で自然に修正できるのも大きなメリットです。 従来型のように、送信後にエラーがまとめて表示されるストレスがありません。
4. ユーザーに合わせた質問分岐が可能
回答内容に応じて質問を出し分けることで、不要な入力項目を省くことができます。 これにより、ユーザーごとに最短ルートでフォーム完了へ導くことが可能になります。
EFOを重視するならチャット型フォームは有力な選択肢
EFOの本質は「ユーザーにいかに気持ちよく、迷わず入力してもらうか」にあります。 チャット型メールフォームは、心理的ハードルの低減、離脱防止、エラー軽減といった点で、 従来型フォームよりも優れた効果を発揮します。
お問い合わせ数や資料請求数を伸ばしたいと考えている方は、 ぜひ一度チャット型メールフォームの導入を検討してみてはいかがでしょうか。 EFO改善の強力な一手となるはずです。
