ネット広告依存からの脱却と次の一手

多くの企業が、ネット広告に毎月何十万円、何百万円という多額のコストを費やしています。コストをかけても効果によって元が取れているため、広告を辞めることで新規のお問い合わせが減ることを恐れ、ネット広告への依存状態から抜け出せないという悩みを抱えている方も多いでしょう。しかし、ネット広告の手法や市場は絶えず多様化しており、今現在効果が出ている施策が未来永劫続く保証はありません。そのため、広告への依存比率を減らすための**次の一手を考えていく事は、企業として正しい経営判断**であると言えます。完全に「脱広告」とまではいかなくとも、依存度を下げるための戦略が求められています。

ウェブサイトを「集客装置」から「成果獲得装置」へ強化する

ネット広告は、詳細なターゲティング設定を通じて、自社の商品やサービスを購入してくれる可能性の高いユーザーを特定し、**ウェブサイトに連れてくるための装置**としての役割を担っています。費用を投じた分だけターゲットユーザーを確実にウェブサイトへ訪問させられるため、集客手法としては効率的です。

ただし、ターゲットユーザーがウェブサイトに訪問したからといって、その全てがお申し込みやお問合せ、または購入といったコンバージョン（成果）に繋がるわけではありません。ユーザーは様々な理由でウェブサイトから離脱してしまいますが、その中でも特に大きな機会損失となるのが、お問い合わせや申し込みのプロセスで発生する**メールフォーム離脱**です。

ウェブサイトをすぐに直帰してしまうのは避けられないとしても、わざわざメールフォームまで開いて入力作業を開始したにもかかわらず離脱してしまうのは、**非常にもったいない機会損失**です。もしウェブサイトの力を強化し、このメールフォーム離脱を半分にまで抑えることができれば、コンバージョン数は大幅に改善され、結果として広告への依存比率を大きく下げることに直結します。

メールフォーム離脱を防ぐ特効薬：チャットフォームへの変更

このメールフォーム離脱という大きな穴を埋め、ウェブサイトの力を具体的に強化する方法は、**お問い合わせフォームをチャットフォームに変更する**ことです。自社のフォームをチャット型にするだけで、メールフォーム離脱を確実に減らすことができます。

チャットフォームの導入は、ユーザーの心理的な障壁を取り除きます。ユーザーにとって、チャット型であることが離脱の理由になることは考えにくいでしょう。むしろ、会話形式で質問事項を一つずつ丁寧に聞かれる体験は、**誰にとっても悪い気はしない**ものです。従来のメールフォームにありがちな、項目を上から順に埋めていく「書かされている感」がなく、ユーザーは会話の流れに乗っているうちに、気が付けば最後の質問まで到達している、という体験を得られます。これにより、途中で面倒になって辞めてしまうという離脱が大幅に抑制されます。

ウェブサイトで実現する「おもてなし」が競争優位性を生む

チャットフォームによる一対一の対話形式は、ユーザーに**実店舗で接客を受けているような「おもてなしをされている気持ち」**を提供します。これは企業に対する**かなり好印象**につながります。

特にBtoBビジネスの現場では、ユーザーが複数の企業から相見積もりを取ることや、数社と商談を行ってから発注先を決定することは一般的です。

ユーザーと企業を繋ぐ初めてのタッチポイントがメールフォームになるわけですが、そのフォーム上で丁寧なおもてなしを受けた場合、相見積もりの状況であっても、ユーザーはその企業に対して良い印象を持ちます。この好印象は、**他社よりもリードする**ための強力なアドバンテージとなります。これこそが、フォームの最適化を通じて**ウェブサイトの力を強化する**ということの意味です。

チャットフォーム Hospii による効率的なコンバージョン実現

現状を鑑みると、「脱広告」がすぐに実現できるかどうかは難しい問題かもしれません。しかし、ウェブサイト自体の集客力、すなわちコンバージョン獲得効率を向上させることができれば、広告への依存比率を減らすことは間違いなく可能です。仮に広告費が同じであったとしても、メールフォームの離脱が減ることで、**実質的な集客力は確実に増す**ことになります。

弊社のチャットフォームHospii（ホスピー）は、通常のお問い合わせフォームや、お申し込みフォームをチャット型インターフェースに変換することに特化しています。Hospiiを導入することで、EFO（エントリーフォーム最適化）離脱率が下がり、効率よくコンバージョン（CV）を取ることが可能になり、結果としてお問い合せ数の増加に貢献します。

Hospiiの大きな特長として、**シナリオを自由に設定できる**点があり、様々な用途で活用が可能です。例えば、「お問い合わせ獲得」に焦点を当てたシナリオ、「申し込み受付」に最適化されたシナリオ、あるいは「ウェブ接客」を目的としたシナリオなど、多様な目的に応じた運用が可能です。さらに、お客様の状況に合わせたシナリオ作成のサポートや、効果を最大化するためのA/Bテスト機能も搭載されており、継続的な改善が可能です。

Hospiiは、以下の様な幅広い分野で導入され、利用されています：

• 女性専用フィットネスジムの体験受付
• リクルートサイトにおける採用応募フォーム
• 無料説明会の申込フォーム
• 工務店のリフォーム対応フォーム
• 老人ホームの接客フォーム
• 弁護士の相続相談フォーム

Hospiiは月額固定の料金形態でご利用いただけます。この効率よく離脱率を減らし成果を上げるチャットフォームを、ぜひ一度お試しください。

株式会社アイエムシー　大塚雅智