フォーム改善というと「項目数」や「入力しやすさ」に注目しがちですが、
実は“文言の書き方”ひとつで、離脱率が大きく変わってくることをご存じでしょうか?
ユーザーの不安や警戒心を高めてしまう「ひとこと」は、意図せずCV(コンバージョン)を阻害しているかもしれません。
ユーザーは“文言の空気感”に敏感
フォームに訪れるユーザーは、常に「これを送信しても大丈夫だろうか?」という不安を持っています。
この時、文言が少しでも堅すぎたり、営業感が強すぎたり、上から目線だったりすると、ユーザーは一気に警戒してしまいます。
例えば、次のような一言で離脱されてしまうことがあります。
- 「必須項目です(入力しないと送信できません)」
- 「詳細を入力してください(※記入が曖昧な場合は対応できません)」
- 「担当者よりすぐにご連絡いたします」
どれも悪意のない表現ですが、「強制感」や「売り込み臭」を感じませんか?ユーザーによっては不安や違和感を覚えて離脱してしまう原因になります。
離脱を招く“ありがちな文言”と改善例
ここでは、特に注意したい「離脱を生みやすい文言」とその改善方法を紹介します。
NG例:入力を促す強い命令口調
「●●をご入力ください」「正しくご記入ください」
→ どこか圧を感じてしまい、ユーザーが委縮します。改善案:やわらかく誘導する表現に
「よろしければご入力ください」「ご記入をお願いします」
→ 選択の余地を感じさせることで、心理的な負担が減ります。NG例:営業色の強いフレーズ
「すぐにお電話いたします」「営業担当より詳細を説明します」
→ 「売り込まれる」と思われ、逃げられやすくなります。
改善案:安心感を与える言葉に
「ご相談のみでも歓迎です」「まずは内容をお伺いします」
→ 話だけ聞いてもらえる安心感が、送信への後押しになります。NG例:フォーム送信後の不明確な案内
「送信完了しました」だけでは不安が残る
改善案:送信後の流れを明確に伝える
「2営業日以内にご返信いたします」「内容確認のメールをお送りします」など
→ 先が見えることで、ユーザーの不安を取り除けます。よくある質問:文言ってどこまで気にする必要があるの?
「ちょっとした表現くらいで本当にCVが変わるの?」
そんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。ここで、よくいただく質問にお答えします。
Q1:少し硬い表現でも、問題ないのでは?
A1:硬さそのものが悪いわけではありませんが、「命令調」「圧の強さ」が感じられるとユーザーが身構えます。やさしさや選択肢のある書き方が好まれます。
Q2:丁寧すぎると軽く見られませんか?
A2:丁寧と軽さは別です。相手を尊重する文体は、企業の信頼感につながります。
Q3:どの文言が悪いのか自分で判断できません
A3:Hospiiでは過去のデータやCV率を元に、離脱を生みやすい文言の改善提案も可能です。
Hospiiなら文言の最適化もサポートできます
Hospiiはただのフォーム作成ツールではありません。
会話形式のチャットフォームという構造を活かして、ユーザーにとって自然で、負担が少なく、共感を呼ぶ文言設計が可能です。
- テキストも自由に設計可能
- 途中離脱の原因となった文言を可視化
- 「言い方」のABテストも可能
- ユーザーの気持ちに寄り添ったトーンに調整
しかも、Hospiiはノーコードツールではありません。導入・シナリオ設計・文言のライティングまで、すべて弊社が対応いたします。
小さな言葉づかいの差が、CV率を大きく左右する
たった一言で送信が止まり、たった一文で信頼が深まる。それがフォーム文言設計の奥深いところです。フォームは単なる入力欄ではなく、言葉による接客の場です。
「伝える」ではなく「伝わる」言葉を選ぶことが、CV改善のカギとなります。
まとめ:言葉にこそ、フォーム改善のヒントがある
フォームの成果を高めたいなら、まずは「その一言、本当に正しい?」と問い直すことから始めてみてください。
Hospiiなら、文言改善まで含めた導線設計が可能です。御社専用のサンプルも作成可能ですので、お気軽にお問い合わせください!
また、お困りの際はWeb広告の運用代行も可能です。フォーム改善から集客支援まで、まるごとご相談いただけます。