ユーザーは意外なポイントで、入力フォームに“迷い”を感じて立ち止まってしまいます。
そして、その迷いがやがて途中離脱やCV(Conversion〈コンバージョン〉)の機会損失へとつながっていきます。
この記事では、ユーザーがつまずきやすいポイントを解説しながら、迷いを生まないフォーム設計の考え方と、Hospiiによる改善のヒントをご紹介します。
入力フォームでユーザーが迷う主な原因とは?
ユーザーは「入力フォーム=すぐに送れるもの」と思って訪れます。しかし実際には、たった一問でさえ、「ん?これはどう答えればいいんだろう…?」と考え込んでしまうことが多々あります。
迷いが起きる原因は、主に次のような点にあります。
- 表現が分かりづらく、設問の意図が読み取れない
- 必須か任意かがはっきりしておらず判断に迷う
- フォームのどこまで進めば終わるか分からず不安になる
- 情報を調べないと入力できない(例:社員数/年商など)
- 似た選択肢が並んでいて選びにくい
ユーザーは、「悩んだ時点で少しずつ離脱に向かっている」ということを意識しておく必要があります。
よくある「迷いポイント」とその改善例
ここでは、実際のフォーム改善現場でも頻出する「迷いポイント」と、それを防ぐための改善視点をご紹介します。
◯ 曖昧な表現の質問
例:「ご希望のサービス内容をお選びください」
→ 改善:「どのような内容でご相談されたいですか?(複数選択可)」
◯ 順番が不自然で流れがつかみにくい
例:冒頭で「年商」や「担当者の役職」を質問
→ 改善:まずは「お問い合わせ内容」→「企業情報」の順に
◯ 任意なのに「必須」と感じてしまう
例:必須/任意の表示がグレーで分かりづらい
→ 改善:「【任意】」と明記し、必要最低限の必須項目に絞る
◯ 回答形式が不適切
例:住所入力がすべて1行のフリーテキスト欄
→ 改善:郵便番号→都道府県→市区町村の順に補助付きで出す
よくある質問:どうやって“迷っている”ことを発見するの?
「ユーザーが迷っているポイント」なんて、どうやって見つければいいのか…?
初心者の方がよく抱く疑問にお答えします。
Q1:どこでユーザーが迷っているかを把握できますか?
A1:できます。ヒートマップツールやフォーム分析ツールを使えば、滞在時間が長い項目や離脱率が高い設問を特定できます。またユーザビリティテストを行うことでリアルな声を聞くことができます。
Q2:どうやって改善すればいいか分かりません…
A2:施策をして繰り返して経過観察をするのが確実です。Hospiiでは、設問設計をプロが行います。“迷わせない順番・表現”に設計し直し、離脱を防止します。
Q3:選択肢の文言ってそんなに大事なんですか?
A3:はい。1語の違いで選ばれ方が変わるほど、言い回しは重要です。表現ひとつでユーザーの理解度と意欲は変わります。
Hospiiで実現できる「迷わないフォーム」
Hospiiは、チャット型フォームだからこそ、迷いを感じさせない導線設計が可能です。
- 1問ずつ表示されるので、ユーザーは今答えるべきことだけに集中できる
- 質問文は会話調で、理解しやすい言葉を使用
- 入力方式は選択式中心。悩ませない、考えさせない工夫
- どこで迷ったかのデータを取得・改善できる仕組み付き
さらにHospiiはノーコードツールではなく、設計〜導入まで弊社が対応します。
ユーザー心理に配慮した“迷わないフォーム”を、すぐに導入できます。
フォームで迷わせること、それ自体が“損失”です
お問い合わせをしたいと思ってくれたユーザーが、たった1問の曖昧な質問で離脱してしまう――それは本当にもったいないことです。
迷いは、成果を下げる最大の敵。
ユーザーの立場に立って、言葉・順番・形式を見直すことが、成果への第一歩です。
Hospiiは、「迷いをゼロにするフォーム」を設計・提供するために生まれました。
最後に:フォームの改善は「迷わせないか?」という視点から
フォーム改善を考えるなら、「どこで迷わせてしまっているか?」という視点を持つことが出発点です。
御社専用のサンプルも作成可能ですので、お気軽にお問い合わせください!
また、お困りの際はWeb広告の運用代行やユーザビリティテスト実施も可能です。フォーム改善から集客支援まで、まるごとサポートいたします。